NDのリアビューには、サクラムか、それ以外か。

NDロードスターのマフラー選び。
選択肢が多いゆえに、悩み始めると深く、長い旅になります。
しかし、その旅を終わらせる「解答」がひとつあるとすれば、間違いなくこの一本でしょう。
「迷い込んだマフラー沼の、間違いのない終着点。」
本日、小林がご紹介しますのは、ND乗りの誰もが一度は憧れる至高の管楽器、「SACLAM(サクラム)」です。

まずは装着前の全貌をご覧ください!
もはや説明不要かもしれませんが、一発でサクラムと分かるこのテールディティール。
これまで散々言われ続けてきた言葉ですが、やはり管楽器以外の形容が見つかりません。

言わば、唯一無二の存在感。
複雑な曲げ、美しい溶接。
細部にまで作り手の異常なまでの「拘り」が見てとれます。
これを車の下に隠してしまう背徳感すら感じますね(汗
今回はテールピースのみの交換。
構造を熟知した手慣れた作業ですので、サクサクと進みます。
お手軽に交換できて、この満足感。

サクラム管をインストールする前に、ひとつ重要な儀式があります。
バンパーのマフラー出口保護に「遮熱シート」の貼り付けです。
このシート、ぴったりフチに合わせて貼ってしまうと、リアから見た時に銀色のラインがチラついてしまいます。
これをどう取るかは様々かと思いますが、個人的にはNG(汗
そこでひと手間。
あえてバンパーの折り返しから数ミリだけ奥へオフセット貼り。

こうすることで、熱からはしっかり守りつつ、通常視点からはテープの存在を消すことができます。
「銀色のシールが見えない」=「ステルス配置」。
このあたりの細かい芸が、仕上がりの品の良さに直結するのです。

取付後はマイクロファイバータオルで指紋や油分を入念に拭き上げ。
熱が入る前に完全に綺麗にし、焼き入れの時を待ちます。

↑ BEFORE:純正マフラー
↓ AFTER:サクラムサイレンサーキット

いかがでしょうか?
純正の控えめな佇まいから一変。
サクラム独自のリングテールが顔を覗かせ、リアビューに強烈な個性を与えています。
"只者ではない"雰囲気が漂っていますね!

気になるサウンドは?
やはり一番気になるのは音色ですよね。
実は、エンジンスタートやアイドリングはほぼ純正並みです。
しかし、針が3000回転を超えたあたりから、その本性が露わになります。
「キレイでありながら、鋭く尖ったサウンド」。
雑味のない乾いた音色が、ドライバーの脳髄を刺激します。
そしてMT乗りの特権、シフトダウンでのブリッピング。
回転を合わせた瞬間に炸裂する音色はまさに至高!!
必要のないシフトチェンジを繰り返してしまうこと請け合いです(笑)

取り付け完了後、リフトから下ろす前に下からのアングルで一枚。
普段、オーナー様ですら見ることのない通称「腹下」の景色です。
しかし、どうでしょうこのレイアウト。
地面に向けておくにはもったいない眺めですが(笑)
「見えないところに本物が付いている」という事実こそが、所有欲を極限まで満たしてくれるのかもしれません。

高価なマフラーです。
しかし、オーナー様がこれを選んだ理由は明確でした。
サクラムという指名買い。そこに『迷い』の二文字は存在しません。
サクラムは施工実績多数のクラフト四日市店へ。
あなたのNDも、この「終着点」へ導いてみませんか?
以上、小林がお届けしました。
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