優れたエンジン性能を持つスポーツカーに合わせて、優れたコーナリング性能やブレーキング性能を持っている運動性能の高いタイヤが、「スポーティタイヤ」「スポーツタイヤ」などと呼ばれるものです。スポーツカーに限らず、スポーティな走行を好む人におすすめです。
エコ性能を重視したタイヤよりも高いグリップ力があり、濡れた路面でも安心して走行できる工夫が施されているなどして、日常のあらゆる走行シーンでイメージしたとおりの気持ちよいドライビングフィールを得られやすいことが特徴です。
なお、スポーティタイヤは用途によってさらに細分化されており、運動性能と乗り心地を両立した「プレミアムスポーツコンフォートタイヤ」や、手の届きやすい価格帯の「カジュアルスポーツタイヤ」などがあります。
スポーツタイヤ
コーナリングやブレーキングに優れた性能を追求
(スポーティタイヤ)
トーヨータイヤ/プロクセススポーツ2
スポーティタイヤの主な特徴
- 優れたグリップ力により、コーナリング性能やブレーキング性能が高い
- 本格派向けのハイグリップタイヤよりも、日常使い向けの性能バランス
- 近年は雨天時のグリップ性能も高くなるよう設計されている
Craftおすすめタイヤ
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DIREZZA(ディレッツァ)DZ102
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ADVAN FLEVA (アドバンフレバ)V701
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PROXES Sport(プロクセススポーツ)2
参考価格帯(4本セット/工賃別)
16インチ(普通自動車用205/55R16) | 70,000~120,000円 |
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17インチ(普通自動車用215/45R17) | 90,000~130,000円 |
18インチ(普通自動車用225/40R18) | 130,000~170,000円 |
日常からサーキット走行までこなす本格派
(ハイグリップタイヤ)
スポーティタイヤのなかでも極めて高いグリップ性能を持ち、普段使いはもちろん、サーキット走行でもそのまま使える水準のスポーツ性能を有したタイヤは、特に「ハイグリップタイヤ」と呼ばれます。
シビアな環境でも高いパフォーマンスを発揮できる反面、耐摩耗性能はあまり高くなく、タイヤとしての寿命は比較的短いことがデメリットです。こまめに摩耗や空気圧をチェックし、適切な交換サイクルで維持できる方向けのタイヤでもあります。
なお、サーキット走行向けには「Sタイヤ(セミレーシングタイヤ)」というタイヤもありますが、これはサーキット走行でのパフォーマンスを重視しているため、普段使いには向きません。
ヨコハマ/ADVAN NEOVA AD09
ハイグリップタイヤの主な特徴
- 極めて高いグリップ性能を持ち、サーキット走行でも優れたパフォーマンスを発揮できる
- 耐摩耗性能は高くないため、適切な交換サイクルを守る必要がある
- メーカーによって個性的なトレッドパターンが刻まれており、見た目に迫力がある
Craftおすすめタイヤ
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ADVAN NEOVA(アドバンネオバ)AD09
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DIREZZA(ディレッツァ)ZⅢ
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PROXES(プロクセス)TR1
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POTENZA(ポテンザ)RE71RS
参考価格帯(4本セット/工賃別)
16インチ(普通自動車用205/55R16) | 85,000~190,000円 |
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17インチ(普通自動車用215/45R17) | 110,000~180,000円 |
18インチ(普通自動車用225/40R18) | 150,000~240,000円 |