純正車高で魅せるコンケーブ。
VBH WRX S4に鍛造ADVAN GT BEYONDをツライチ装着。

本日のご紹介は、スバル WRX S4。
VBHも増えてきましたね。
スポーツセダンの復権を担うこの一台に、
今回は「間違いのない」ホイールをインストールさせていただきました。
クラフト四日市店の小林です。

選んでいただいたのは、ヨコハマホイールの最高峰。 「ADVAN GTビヨンド」です。
ADVANシリーズの中でもハイエンドに位置するモデルですね。
「軽さ」「剛性」「真円度」。 機能面を語り出せばキリがないのですが、
街乗りメインのオーナー様にとって、それ以上に大切なものがあります。
それは「ADVAN GTを履いている」という所有満足感、つまりステータス性です。
信号待ちでふとショーウィンドウに映る愛車を見た時、この5本スポークが目に入るだけで満たされる。
そういう情緒的な価値こそ、このホイールの真骨頂だと僕は思います。

ステッカーでも塗装でもない。
本物の証である「マシニングロゴ」が、所有欲を強烈に満たしてくれます。
今回は新車装着タイヤをそのまま流用するメニュー。
「せっかくホイール変えるのにタイヤはそのまま?」
と思われる方もいるかもしれませんが、これ、実は定番かつ賢いカスタムなんです。
この手の車には純正タイヤの相応のモノが装着されています。
まずはこいつを使い切って、その性能を味わい尽くす。
そしてスリップサインが見えてきた頃に「次はハイグリップにするか?それともコンフォートに振るか?」と悩む。
その「次のタイヤ探し」もまた、カスタムライフの楽しみのうちですからね(笑)

Wheel:ヨコハマ アドバンGTビヨンド
8.5J-18in 5/114.3 レーシングチタニウムブラック
Tire:純正流用

いかがでしょうか、この塊感!
今回はボディカラーのブラックに合わせて、ホイールもレーシングチタニウムブラックで「黒」を強調。
VBH S4といえば、特徴的なのがフェンダーアーチの「樹脂パーツ」ですよね。
ここ、好みが分かれるポイントで、拘る方はボディ同色に塗装される方も。
ですが、見てください。
ボディが黒だと、この樹脂の質感が絶妙に馴染んで、むしろ良いアクセントになっていませんか?
あえて手を加えず、素材の味を活かしたオールブラックスタイル。
色味は統一されているのに、それぞれの質感が違うから単調に見えない。
まさに「大人のスポーツセダン」の完成形です。

サイズ選定は、純正車高というレギュレーションの中で「ツライチ」を狙いました。
そして、ADVANホイールといえば期待してしまうのが、スポークの「コンケーブ(逆反り)」具合。
こればかりはサイズに依存するので、インセットの攻防になるわけですが・・・
純正車高で履けるサイズでも、しっかりと落ち込んでいます。
この立体感こそ、GTビヨンドがGTビヨンドたる所以。
なかなかの迫力ですよ!

実は今回の取り付け、ちょっとした裏話がありまして(笑)
ご存知の方も多いと思いますが、RAYSやADVANといった鍛造ホイールは納期がかかるアイテムです。
「同時にご購入いただいたスタッドレスタイヤを純正ホイールに組んで、ADVANは春まで気長に待ちましょうか」
なんてお話をオーナー様とはしていたのですが
確認してみると、なんとまさかのメーカー在庫あり。 このサイズ、このカラーが即納。
これ、ハッキリ言って奇跡です(笑)
ということで、急遽予定を変更してのインストールとなりました。
冬本番を迎えるまでの少しの間ですが、まずはこの最高の姿を存分に楽しんでいただいたのではないでしょうか?
この度はご用命ありがとうございました!
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