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タイヤの基本

タイヤの基本

タイヤサイズを読み解く

クルマの性能を支えるもっとも重要な「タイヤ」。車種やモデルによって、タイヤのメーカー指定サイズは異なります。まずはご自身が普段乗っているクルマの指定タイヤサイズを、きちんと把握しておきたいところです。
タイヤのショルダー部(タイヤサイド)には、そのタイヤのサイズが必ず明記されています。また、クルマのドアを開けると、その横にタイヤサイズと空気圧が記載されたステッカーが貼られています。輸入車の場合は、燃料リッドの裏側に貼られていることもあります。

(1)タイヤ幅

タイヤをホイールにはめたときのタイヤ全体の「幅」をミリ単位で表しています(タイヤが路面に接地する面の幅は「トレッド幅」と呼びます)。同じタイヤであっても、装着するホイールのリム幅の違いによって、タイヤ幅は多少変動します。
また、リムがキズつきにくくなるリムガード付きのタイヤもありますが、リムガードはタイヤ幅には含まれません。

(2)扁平率

扁平率(へんぺいりつ)とは、「タイヤの高さ÷タイヤの幅×100」で算出する比率のことです。扁平率を低くすることでタイヤ自体の剛性を高めることができるため、乗り心地よりも走行性能を重視するスポーツカーで多く使われています。扁平率が低いタイヤはホイールが大きく見えることもあり、見た目がかっこいいのですが、ホイールや車体の許容限度を超える低扁平タイヤを使用することはできませんのでご注意ください。

(3)構造表記

タイヤの内部構造を表す表記で、Rはラジアル構造であることを示しています。かつてはラジアル=高性能、バイアス=標準、という分け方で表現されていましたが、現代の乗用車用タイヤはほとんどがラジアル構造となっています。ラジアル構造のタイヤは操縦性や安定性に優れ、発熱が少なく、また転がり抵抗が少ないため燃費が良い、といったメリットがあります。ちなみに、悪路を走行する一部の商用車などにはいまでもバイアス構造のタイヤが使われています。

(4)タイヤ内径(リム径)

インチで表記されたタイヤの内径です。この数字はホイールの直径(リム径)と同じです。タイヤの内径とホイールのリム径が同じでなければ、タイヤを装着出来ません。タイヤの内側の端を「ビード」といいますが、ここがホイール内側にぴったりはまることで空気を漏らさず、また走行時にタイヤがホイールから外れることのないよう、しっかり支える構造になっています。

(5)荷重指数(ロードインデックス(LI))

1本のタイヤが受け止めることのできる最大負荷(荷重)を指数で表しています。荷重指数や空気圧は自動車メーカーが各モデルごとに定めており、指定範囲に収まるタイヤを使用しなければなりません。インチアップなどでタイヤのサイズを変更する際は、この荷重指数を参考にした上でタイヤサイズや空気圧を設定しましょう。

LI 負荷能力(Kg)
60 250
61 257
62 265
63 272
64 280
65 290
66 300
67 307
68 315
69 325
70 335
71 345
72 355
73 365
74 375
75 387
LI 負荷能力(Kg)
76 400
77 412
78 425
79 437
80 450
81 462
82 475
83 487
84 500
85 515
86 530
87 545
88 560
89 580
90 600
91 615
LI 負荷能力(Kg)
92 630
93 650
94 670
95 690
96 710
97 730
98 750
99 775
100 800
101 825
102 850
103 875
104 900
105 925
106 950
107 975
LI 負荷能力(Kg)
108 1000
109 1030
110 1060
111 1090
112 1120
113 1150
114 1180
115 1215
116 1250
117 1285
118 1320
119 1360
120 1400

(6)速度レンジ

タイヤが許容できる最大速度を表しています。 一般的なレンジである「H」の場合、時速210kmまで対応、ということになります。ハイパフォーマンスモデルや輸入車、スタッドレスタイヤ等、車種やタイヤの種類によって対応する速度レンジは異なりますので、購入時は注意しましょう。

速度記号 最高速度(km/h)
A8 40
J 100
K 110
L 120
M 130
N 140
P 150
Q 160
速度記号 最高速度(km/h)
R 170
S 180
T 190
U 200
H 210
V 240
W 270
Y 300

タイヤは摩耗・劣化する

クルマの基本性能である「走る」「曲がる」「止まる」は、タイヤが路面との摩擦を起こすことで支えています。それに伴い、タイヤは徐々に摩耗していきます。摩耗が進むとタイヤ本来の性能を発揮できなくなり、運転に支障が出るほか、パンクなどのトラブルが発生する可能性も高まります。摩耗・劣化したタイヤは速やかに交換しましょう。

スリップサイン

タイヤのトレッド面には「スリップサイン」がついています。タイヤの溝の一部を盛り上げることで、残り溝の深さが1.6mm以下まで摩耗するとスリップサインが表面に現れる仕組みになっています。日本の道交法では、タイヤの溝が1.6mm以下まで摩耗したタイヤは使用できないことになっています。また、クルマの足回りのバランスが悪いと、タイヤの片側だけが極端に摩耗してしまい(これを偏摩耗と呼びます)、片側だけスリップサインが現れてしまう場合があります。スリップサインが一箇所でも現れていると、そのタイヤは法的に使用することはできませんので注意が必要です。スリップサインが出た状態で走行を続けるのはたいへん危険です。速やかにタイヤを交換しましょう。

経年劣化

タイヤは主にゴムからできています。ゴムは製造から年数が経つに従い、徐々に硬化していきます。たとえタイヤの溝がまだ残っていて、スリップサインが出ていない状態であっても、走行年数を経たタイヤは少しづつ劣化しています。劣化スピードは使用環境によって異なりますが、熱や紫外線、オゾン、水分といった外部要因が主な劣化原因となります。タイヤのショルダー部にひび割れが発生しているなど、劣化症状が目で見て分かるような場合は、速やかにタイヤを交換しましょう。

空気圧を維持・管理する

クルマに装着されたタイヤには空気が充填されていますが、空気は少しずつ自然に抜けていきます。自動車メーカーが指定する空気圧を下回ったまま走行を続けると、タイヤは本来の性能を発揮できないばかりか、様々な問題の発生要因にもなってしまいます。毎月一回、たとえば給油の際などのタイミングでチェックして、空気圧を維持するように心がけましょう。

空気圧の低下が招く主なトラブル

  • 偏摩耗:トレッドの片方だけが摩耗してしまい、グリップ性能が低下します。またタイヤの寿命も短くなってしまいます。
  • ハンドルを取られる、振動する:偏摩耗やたわみによってタイヤの回転バランスが崩れ、操縦安定性が低下します。
  • 燃費悪化:路面との摩擦抵抗が過度に大きくなるなどの影響で、燃費が悪化します。
  • タイヤの損傷:タイヤが振動したり部分的に高熱になると、バースト(パンク)の発生につながります。

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