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ホイールの基本

ホイールの基本

新しいホイールを選ぶ際、まずは適正サイズに合致するかどうかを正確に判断しなければなりません。しかしホイールのサイズ表記はタイヤサイズ表記よりも分かりにくく、またホイールメーカー各社によって表記ルールが異なるため、ホイールサイズの意味を正確に理解していらっしゃる方は意外と少ないかも知れません。一般的なホイールサイズ表記は以下のとおりになっています。

(1)リム幅

タイヤをはめ込むリムの内側の幅がインチ表記されています。1インチ=25.4ミリとして計算すると、上記図の場合で考えると「6.5インチx25.4ミリ=165.1ミリ」となります。ちなみにホイール実物を実際に測定する際、タイヤが組み込まれた状態では正しい測定はできませんので注意が必要です。

(2)フランジ形状

ホイールのリムフランジの形状を記号で表しています。上記図の「J」以外に「JJ」「B」等があります。フランジ形状はホイール銘柄やサイズによって決められているので、サイズさえ合えばフランジ形状も合致します。特に意識する必要はない記号と考えて良いでしょう。

(3)リム径

ホイールの大きさを表すもっとも重要な数字で、リムの直径をインチで表しています。ホイールに適合するタイヤを選ぶときは、まずはこのリム径と同じサイズのタイヤ内径を選ぶ必要があります。

(4)インセット

リムの中心線からホイール取付面までが何ミリずれているかを表す数字です。上記図の場合、+55とありますので、リムの中心線から55ミリ外側にホイール取付面がある、ということが分かります。また逆に、ホイール取付面がリムの中心線よりも内側にずれている場合は、アウトセット◯ミリ、という表現になります。

インセット=クルマに装着したホイール全体が奥に引っ込んだ状態
アウトセット=クルマに装着したホイール全体が手前に出っ張った状態

(5)取り付け穴数

ホイールを装着するボルトの数です。軽や小型車は4本、中型車以上は5本という設定が主流です。

(6)P.C.D

4箇所もしくは5箇所あるボルト取り付け穴の中心を結ぶ円の直径をミリで表記します。現行の国産車の場合、100ミリ、114.3ミリ、139.7ミリ、150ミリの4種類が主流です。P.C.Dが適合しないとホイールとハブを固定するボルトが通らない、ということになります。

(7)ハブ径

ホイールには特に刻印されていませんが、車体側のセンターハブにはめる穴(ハブ穴)の直径です。センターハブと同じサイズ以上の穴の大きさがないと、そのホイールを装着できません。また、ホイールはハブのぴったり中心に固定する必要がありますが、その役割はハブ穴ではなく、ハブボルト(スタッドボルト)が担うことになります。

ナット(ボルト)の締め付けについて

あらたに社外品ホイールを装着する際、これまで使っていた純正ホイールを固定していたナットが使えない場合がありますので、注意が必要です。使用するナットのネジ径やピッチは自動車メーカーによって異なる上、ホイールとの接点部分をテーパー形状にすることで固定力を高めているナットもあります。
また、ナットを締め付ける際、ゆるすぎてもきつすぎてもよくありません。自動車メーカー推奨の締め付けトルクが設定されていますので、トルク管理ができる専門工具を使って正確に締め付けを行うようにしましょう。

ロックナットとは

ホイールの盗難防止のために、通常のレンチでは回すことのできない特殊な形状をしたナットのことです。付属の専用アダプターを装着することで、レンチでゆるめたり締めたりすることができるようになります。六角ナットと比べロックナットはなめやすいため、トルクを慎重にかける必要があります。L字型レンチよりも十字型レンチのほうが、確実にトルクをかけることができるのでおすすめです。

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