KANEMATUYUNA
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現役女性ドライバー、兼松由奈(かねまつゆうな)さんをご存知ですか?
昨年は女性ドライバーカテゴリーで総合優勝を果たすなど、その実力はガチで本物。
タイヤ&ホイール専門店・クラフトは今年、そんな兼松由奈さんを全力応援中です!
ラリーに参戦する硬派なイメージとはぜんぜん違う、普段は笑顔がとってもキュートな兼松由奈さん。
彼女の秘めた魅力をお伝えしてきます!
兼松由奈 Profile
学生時代に兄から譲り受けたDC2インテグラをきっかけにモータースポーツの道へ進み、2018年にラリーデビュー。 2019年には中部近畿ラリー選手権DE6クラスにて3勝を挙げ、シリーズランキング2位を獲得。 2020年はCUSCO RACINGより全日本ラリー選手権JN6クラスに参戦し、シーズン中2度の表彰台を獲得。2023年からは自身が監督を務めるプライベーターチーム「TEAM KANEMATSU」を立ち上げ、全日本ラリー選手権へ参戦。 2025年はGRヤリスDATで全日本ラリー選手権JN2クラス/MORIZO Challenge Cupに挑戦し、女性クラスシリーズチャンピオンを獲得。 2026年も引き続きMORIZO Challenge Cupへ挑戦する。 趣味はゴスロリファッションと、愛車BRZでのタイムアタック。
Interview
ラリードライバーとして全日本ラリーに参戦中!
まずは自己紹介から。 ラリードライバーの兼松由奈です。全日本ラリー選手権に「TEAM KANEMATSU」という自分のチームの監督兼ドライバーとして出場しています。チームはチーフメカニックが1名、コ・ドライバー(ナビゲーター)、あとは外注のメカニックさんに加えて、岐阜トヨペットさんのエンジニアの方にも来ていただいています。あと、シェフもいます。
シェフがいるのはすごいですね。 シェフは大事ですね!メカニックの人には車の作業に集中してほしくて。サービスのホスピタリティテントでメカニックが食事の準備までやっているとリソースが分散してしまいますし、マネージャー的なスタッフは必要だなと思いました。今年からチーフメカニックが変わりましたが、去年までは自分より1〜2歳下くらいのメンバーとやっていたので、上下関係はあまりなく、フラットな感じでやっています。
ラリーを始めたきっかけ
ラリーはいつ頃から始められたのですか? 2018年の秋に開催されたラリーがデビュー戦です。そこから中部・近畿の地方選手権に出場し、2020年からクスコレーシングさんで全日本ラリーに出させていただきました。2022年の最終戦ではプライベーターとしてクラス優勝し、その後自分のチームを立ち上げました。去年からはGRヤリスに乗り換えて「MORIZO Challenge Cup(モリゾウチャレンジカップ)」に出場しています。
ラリードライバーを目指したきっかけは? 車を好きになったのは免許を取ってからです。兄が車好きで「マニュアル免許を取ったら俺のクルマをやるよ」と言ってくれて、DC2インテグラを譲り受けたのがハマったきっかけです。当時、ラリーは動画で見ていて一番ハードルが高い競技だと思っていましたが、学生時代はジムカーナの練習会などに行っていました。でもその当時、女性のラリードライバーはほぼいなかった気がします。当時は業界のことも分からず周りも見えていなかったかもしれませんが、やはり女性は少なかったですね。
JN3クラスと、モリゾウチャレンジカップ
昨年(2025年)は「モリゾウチャレンジカップ」女性クラスでシリーズチャンピオンを獲得されました。モリゾウさん(豊田章男・トヨタ自動車㈱会長)となにか話されましたか? はい、開幕戦でモリゾウさんにお会いしまして、スマホに貼っているステッカーをくださって、「頑張れよ」といった言葉をいただいたと思います。「(私のようなドライバーが)活躍できる場を作らないといけないね」とおっしゃってくださって、現場の感じをよく分かってくださっているなと感謝しています。
今年(2026年)の参戦クラスは? 全日本ラリー選手権の「JN3」クラスに出場しています。その中に「モリゾウチャレンジカップ」が内包されている形です。GRヤリスのワンメイクで、タイヤも指定されているため、お金をかければ勝てるというわけではなく、腕を競うカテゴリーです。以前乗っていたスイフトスポーツに比べると、車両製作費は倍くらいかかる感覚ですが、タイヤ代は抑えられます。通常のラリータイヤは1本6〜7万円しますが、今は市販の「Z3(ダンロップ DIREZZA ZIII)」というタイヤで1本3万円程度。ライフも長いので、雨が降ってもタイヤ選択に悩まず、空気圧の調整だけで戦い切れるのがメリットです。
ラリーの魅力とチーム力
ラリーの魅力とは何でしょうか? 最初は「林道を合法的に走れるスリル」が楽しいと思っていましたが、自分でチームをやるようになってからは「チームスポーツ」としての奥深さを感じています。ラリーは隣に座るコ・ドライバーとの息を合わせる必要がありますし、メカニックに道の状況を伝えてセッティングを煮詰めていく過程が面白いです。
怖さを感じることはありますか? あります。ハイスピードコーナーでガードレールがない場所などは普通に怖いです。でも、車が自分の思い通りに動くようになって、車を信頼できるようになると、不思議と怖くなくなる。先日もテスト走行で最初は怖かったのですが、メカさんと相談してセッティングを直したら怖さがなくなり、タイムも自信も大きく変わりました。
今シーズンの目標
今季(2026年)の予定は? 全部で9戦あり、そのうち7戦がターマック(舗装)ラリーです。1戦目(RALLY三河湾2026)でリタイアしてノーポイントになってしまったので、シリーズチャンピオンを狙うには、苦手なグラベル(砂利道)の北海道大会にも行く必要があるかもしれません。北海道は道がハードで距離も長く、25kmのステージや長いストレートがあるので、しっかり練習しないとヤバいなと思っています。
タイヤ&ホイール専門店「クラフト」について
「クラフト」というお店はご存知でしたか? 看板は見たことがありましたが、入ったことはありませんでした。実際に来てみると品揃えがすごくて、私たちのような車好きが求めるホイールの実物が見れるのが魅力ですね。ネットの数字だけではイメージがつかないオフセットの計算や、その車に合う幅などをプロに直接相談できる点もいいですね。カスタム情報の多いお店なので、少し攻めたセッティングの相談もしやすいと思います。また、特定のメーカーに限らず、多くのブランドを比較して提案してくれるのも女性の方にとっても安心だと思います。
個人的に欲しいホイールはありますか? 家にアバルト124スパイダーがあるので、イタリア車らしくイタリアのメーカー「OZ(オーゼット)」のラリーレーシングの白を履かせたいなと妄想しています。あとは「スーパーツーリズモ」もラリーらしくてかっこいいので悩んでいますが、そういう想像をしている時間も楽しいですね。
プライベートについて
プライベートではBRZに乗られているそうですが、こだわりは? タイヤとホイールが「キマってる」ことです。今はENKEI Sport RC-T5と、OZ Racing ESTREMA GT-HLTを履いています。
兼松さんといえば「ゴスロリ」スタイルも披露されています。その思いとは? フリフリの洋服を着て街を歩くのは、実は強いメンタルが必要です。自分の芯が通っていないと着られない服だと思っているので、それを身につけることが自分の自信にもつながっています。ラリードライバーの顔と、女の子らしい顔、両方大切にしていきたいです。
オリジナルステッカー
兼松選手のオリジナルグッズでも人気の耐水性ボックスステッカー(箱ステ)のクラフトコラボバージョンを作成中!レアなイベント限定カラーもありますので、ぜひGETしてください。ステッカーの配布方法やイベントについては、随時ご案内させて頂きます。